威風堂々

春から社会人

阪神優勝して欲しい

最近はよく野球を見ている。私は東京出身ではあるが、父は大阪、母は山形、私自身も生まれは山形であり、東京成分は実は入っていない。関西の人間は本当に阪神が好きで、父も例外ではなかったため、私も父の影響で子供の頃から阪神の試合をテレビで見ることも多かった。ところで、昔からしていて、今現在好きな物に関しては明確にこのタイミングでファンになった、オタクになったという時点が存在するのだろうか。

私は昔から阪神は意識していた。それこそ藤川がメジャーに行く前、マートンが来日した頃、メッセが大エースだった頃あたりの記憶は普通にある。と言ってもこの頃阪神が好きだったかと言えば分からない。どちらかと言えば巨人嫌いは明らかにあったのは覚えている。試合を自分から見るようになったのは大学に入ってからだ。関西は素晴らしく、毎日どこかしらの地上波で阪神戦が中継されている。あいにく京都は最大手のサンテレビが映らないという点は悲しい。

試合を見ていなかった頃もスコアは追っていたが阪神が負けてめちゃくちゃ悔しがるなんてことは無かった。そもそもめちゃくちゃ強いチームでもなかったから負けごとに悔しがってたらやってられないというのはある。その意味では本当の意味でファンになったのは今年なのかもしれない。今年は阪神が強いのもあってバイトの日以外はDAZNと地上波で全ての試合を見ている。試合経過に一喜一憂し、負ければ機嫌が悪くなるし勝てば機嫌が良くなる。ここまでハマってしまえば仮にこれから先落ちていこうと暗黒期に入ろうときっと試合を追い続けるのだろう。

結局オタクになるということはきっかけさえあれば簡単なのだ。ましてやかねてから気になっていたものなら尚更だ。反対に抜け出すのは難しい。私だってやめられるなら声豚はやめたいが、一生やめられないまである。そもそも今の私から声優を取ったら「ただの人」になってしまう。話は逸れたが趣味ってのは見つけようとして見つかるものでは無いのだなあというのを実感している。今の私、毎日のように野球を見て、土日はたまに競馬、アニメ、ライブ。もう既に枯れている人のような生活を送っていて客観的に見つめれば悲しい限りである。