威風堂々

春から社会人

個人的プリキュア評

2023年はプリキュア20周年ということで私が初めてプリキュアに触れた2007年からはや16年が経つわけですが、ここら辺で個人的な感想まとめをしようかと思いました。ネタバレにはならないように書くので、これからプリキュアを見ようとしてる人の参考になれば嬉しいかなくらいです。

と言っても10年前にリアタイしてた作品なんかイメージでしか語れないくらい記憶も薄れてるので、原則2020年以降に新規視聴、または見返した作品に限って書いていきます。新しく見たら追記します。

 

 

1.ふたりはプリキュア

神格化されがちな初代プリキュアですが個人的にはそこまで好きでは無いです。黎明期なのでいろいろめちゃくちゃなところもありますし、あくまで個人的な意見ではありますが、純粋に作品として見れば良くて中の中でしょう。と言ってもプリキュアの基礎を作ったのは間違いないですし、初代は初代であるだけでリスペクトされるべきだとは思ってるのでプリキュアを見るなら見ておくべき作品だとは思います。

 

2.ふたりはプリキュア Max Heart

 

3.ふたりはプリキュアSplash☆Star

 

4.Yes!プリキュア5

思い出補正込みですが、私が7歳の時一番最初に見たプリキュアであり、一番大好きなプリキュアでもあります。世間的にも初代の次に人気のある作品でしょう。

この作品は初期キュア2人制をやめたり、結構ガッツリ恋愛要素入れたりひとつの転換点と言えます。恋愛もそのうちの一つですが、結構人間関係の複雑さを描いてるとこがあるのでそういうのが好きな人は好きだと思います。子供向きかというと全くそんなことなくて、結構ダークな雰囲気なので攻めてる作品だと思います。

 

5.Yes!プリキュア5GoGo!

 

6.フレッシュプリキュア

 

7.ハートキャッチプリキュア

プリキュア第二の転換点です。話の展開としては結構重い要素も多いんですが、基本的には明るいキャラクターに明るい雰囲気で進んでいきます。今まで暗い作品という面も大きかったプリキュアシリーズを明るい作品にしたのは間違いなくハートキャッチの功績でしょう。

そして、主人公が積極的だったり明るい人間では無いというのも今までと違うポイントです。主人公はじめ、キャラの成長物語としてもよくできてますし、私がプリキュア初心者に一番最初に視聴をおすすめするならこの作品です。賛否両論ある作品が結構ある中でハートキャッチプリキュアが批判されてるのはあんまり見た事がないですし導入として見やすい作品だと思います。

 

8.スイートプリキュア♪

第1クールを乗り切ればあとは楽しく見られる作品かなと思います。第1クールはメイン2人が喧嘩しては仲直りというのをパターンを変えて繰り返すだけなので単調であんまり面白くないです。ただ第2.3クールは話がどんどん展開していって面白い。

初期キュア2人、妖精2人、それぞれの1度壊れてしまった幼なじみの関係性を修復していくことが最初は特に主軸に据えられてるんですが、そこはかなりよくできてます。

後半が急展開なので最初のグダグダをもう少し削って後ろに尺回してたらもっと完成度高かったかもしれません。

 

9.スマイルプリキュア

とにかく明るいプリキュアです。暗い回が長く続かないのでかなり見やすいと思います。そして何よりキャラデザがプリキュア5と同じ川村さんなのですがめちゃくちゃ可愛いです。

逆に言えばシリアス回が短いので話としては深みが足りないかもしれません。個人的には好きですが。真の意味で未就学児女児でも何も考えずに楽しめる作品とも言えます。

ただこの作品も葛藤を乗り越える成長物語としてはかなりよくできています。いわゆる世間のイメージのプリキュアはこういう作品なんじゃないかという正統派作品です。

 

10.ドキドキ!プリキュア

個人的にはあんまり好きじゃないですがオタクの間では結構人気があるらしい。まあキャラは可愛いよね。

ジーナだったりアイちゃんだったりほかの主要人物のせいで、プリキュアサイドの掘り下げが弱いような気がします。あと主人公が割と完璧超人なのであんまり人間的な成長物語でもない。

あとはまこぴーの声優があんまり上手くないので見てて結構きついです。

終盤のキュアエース回はかなりよくできてると思います。

 

11.ハピネスチャージプリキュア!

 

12.Go!プリンセスプリキュア

ネットで調べても1番面白いプリキュアに挙げられていることもあるくらいには面白い作品です。私自身もプリキュア最高傑作はこれだと思ってます。私はアイカツを正統派女児アニメと呼んでるんですが、その理論だとGoプリは間違いなく正統派女児アニメです。

この作品あたりからプリキュアには明確にテーマがあるなってのが分かりやすくなってきたんですが、この作品のテーマは一言、「夢」だと思います。

主人公の取り柄は努力なんですが、努力→挫折→成長の流れが基本で分かりやすくなってます。ただこの構図がわかりやすいながらも本当によくできてて面白いんですよね。1つの夢のためになんでも頑張る主人公なのですが、中盤~終盤にかけて一度その夢を失って立ち直れないほどの挫折があります。そこから最終回に向けての怒涛の展開はほんとに涙を禁じ得ないくらいに激アツです。

個人的に言えばこの作品は粗探ししても粗がないくらいに日常回から全てが完成されてる作品だと思います。

 

13.魔法つかいプリキュア!

シリーズ唯一タイトルに漢字が入ってることも含めかなりの異質な作品です。あとキャラデザがシリーズで1番可愛い。

基本的にほぼ全話日常回という言い方が正しいんじゃないかと思いますが、最終回以外の全ての話数が最終回に向けての布石と言えるんじゃないかというくらい主人公2人の日常に重点を置いて描かれてます。一つ一つの話は日常アニメみたいで正直特筆して面白い訳では無い(安定して一定以上の面白さはあります。)のですが、その2人の日常を40話以上見せられたあとの最後の展開は本当に涙が止まらないくらいの感動があります。

二人の関係性がメインで進むという点においては後続作品の中でもしかしたら一番初代をリスペクトした作品とも言えるかもしれません。

 

14.キラキラ☆プリキュアアラモード

 

15.HUGっと!プリキュア

これは2018年にリアタイしたきりなので3年以内に見てないのですが、おそらく2度と見ないので書きます。駄作です。プリキュアが見たいなら見なくていい。

賛否両論ある作品の最たるものですが、個人的にはこの作品を持ち上げてる人のプリキュア評は一切あてにしなくていいくらいの踏み絵です。

一つ一つの話自体はむしろ面白い寄りなのですが、とにかくポリコレに毒されすぎてて、酷い話が本当に酷い。これを言うと主人公と〇〇(ネタバレなのでぼかします)の関係性はポリコレに反してる!みたいな反論が来るんですが、そんなの関係ないくらいに話全体が正しさを押し付けてくるようで本当に気持ち悪いです。プリキュアジェンダー論なんて見たくないんだわ。まあ女児アニメなので大人(オタク)の批評なんてどうでもいいんですが、あれをニチアサに放映する気も知れません。

一部の人には受けたみたいですが、プリキュアとして見るなら本当にいらない作品です。社会派アニメが見たいなら見るといいです。あと怖いもの見たさか。

 

16.スター☆トゥインクルプリキュア

 

17.ヒーリングっどプリキュア

はいポリコレ棒2本目です。スタプリ含めこの3年は結構思想の強い作品だったのですが、スタプリが割と解決を視聴者の考え方に委ねる作品で比較的マシなのに対して(スタプリは2019なので書いてないですが)、ヒープリはハグと同じで正しさを押し付けてきます。だから環境問題をプリキュアで見たくないんだってば。

映画含め正直いろいろ気に入らない要素が多すぎて本当に嫌いな作品です。コロナ禍の作品じゃなければもうちょっと違う展開もあったかもしれないのである意味時代の被害者かもしれません。

 

18.トロピカル~ジュ!プリキュア

前3作品から方向転換して正統派プリキュアに戻りました。シリーズ1明るい作品と言っても過言では無いながらも、押さえるところはちゃんと押さえたかなり出来のいい作品だと思います。イメージはシリアスをマイルドにしたハートキャッチプリキュアでしょうか、映画でもコラボしてましたし。

反動なのか優等生すぎて特筆することがないです。普通に面白いし普通によくできてます。

 

19.デリシャスパーティ♡プリキュア

プリキュア制作陣がいろいろ模索してるのが伝わってくる作品です。男がプリキュアになるのはきっとハグで賛否両論あってやめたのでしょう、そこそこの落とし所を見つけた感じがあります。

普通に面白いですが執筆時点でまだ最終回を迎えてないのでまたそのうち書きます。

写真集買ってね

こんにちは。

 

最近は仕事がテレワークになったので悠々自適な生活を送っています。サボってる訳では無いのですが、やはり朝7時に家を出て衆人の監視の下で仕事をしていた頃に比べたら雲泥の差で、1週間が結構すぐ終わってくれるので助かってます。パジャマで仕事しても怒られないし、7時に起きて、シャワー浴びて、飯食って、前日のアニメを消化する。ようやく重い腰を上げて仕事を開始したとして、仕事の合間にスマホいじってもいいし、こどおじなので昼ご飯も出てきます。満員電車に揺られることもない。本当に出社は悪い文化ですね。

 

さて、気づけば私も23になりました。今は伊達さゆりさんのことをひたすら追いかけているという話もこのブログでしたような気がするのですが、1ヶ月ほど前に彼女も20歳を迎えました。とてもめでたいです。私は最近イマジナリーファーザーとしての強い自覚に目覚めました。俺が守護るからな。

大学生の時にTrySailのリリイベ帰りに「今日の麻倉ももさんの服エッチだった…」って呟いたら麻倉さんのオタクにブロックされたことがあります。ただ服がエッチだったという感想を呟いただけでブロックされたのは悲しかったですが、今なら分かります。神聖な存在を汚されたような気持ちになりますね。こら、さゆ、へそを出すな…脇を出すな…パパはそんな子に育てた覚えはないぞ…

 

(伊達さゆり1st写真集あしあと、みんな買ってね💕私は結局70冊くらい買いました💕)

 

 

 

私も高校生の頃から声豚をやっているのでかれこれもう7.8年になります。その間何度もやめようと思ったし、やめるチャンスもあったのですがやめられずに今に至ります。

写真集積んでサイン会外れた時も、コロナでイベントが無くなった時も、CD50枚積んでチケットをようやく当てたライブが次回の優先案内対応もなく中止になった時もやめられませんでした。改めて書くとオタクは搾取されてるという事実に涙が止まりません。

ここまで来るとある種中毒みたいなもんです。私は酒もタバコもしない健康な人間ですが、精神と財布が全く健康じゃない。

 

とは言ってももう今更やめたいとかはあんまり思っていなくて、諦めの境地に至りました。もちろんラ〇ライ〇とかア〇マスとかの現場に行くと周りが気持ち悪すぎてオタクやめたくなることはあります。オタクがデブで臭くてハゲで眼鏡の中年男性なのは本当です。

私はそういう人達と一緒に見られたくないので、割と見た目には気を遣うようになりました。まあ現場に通い続けてる時点でいくら見た目を取り繕っても無駄な努力です。Twitterの三大クソデカ主語は「男性」「オタク」「阪神ファン」です。役満です。悲しいね。

 

と言ってもやっぱりなるべく綺麗なオタクでいたいというのがここ数年の目標です。

モテない奴ほど内面を語りますが、結局回り回って内面は見た目に表れるかなーとモテない私は思います。そう見た時にハゲとか中年はある程度しょうがないとは言え、やっぱりオタクは臭くてデブなりの内面なんでしょう。クソデカ主語です。

今思えば数年前カスみたいな見た目でお渡し会行った内田さんとか小倉さんには申し訳なかったです。まあオタクはみんなキモいので1人キモイのが増えたところで別に変わらないのですが。

 

私は自分が声豚だと一般人に知られるのを酷く嫌っているので基本的に健常者に対しては誰にも声優の話はしないのですが、たまーに「オタクバレを異常に警戒しすぎかも」とか血迷ったことを思うことがあります。大学時代バイト先の人に声優の話したことがありますが、まあろくに通じませんでした。リスクを負ってまですることでは無いし、一歩間違えば声豚審問にかけられて死んでいるところでした。声豚は社会の害なので。今は気をつけています。

 

人間誰を好きになるかみたいなところは本能に刻みつけられてると思ってるので、一度誰かを好きになったら簡単に離れられないですよ。やっぱり私は麻倉ももさんに恋してるし伊達さゆりさんのことは大好きです。一度モチベが落ちてもひとたび会えばたちまち熱心な豚魂が再臨します。まあ一般人が彼女や家族等に向けている情を女性声優に向けているだけです。そう思えば多少は理解してもらえるんじゃないでしょうか。

手の届かない相手にそういった情を向けるのは理解できませんか?私も理解できません。まあこれは自己防衛の一種で、親しい人より絶対届かない相手を好いてるんでしょうね。結局欠陥人間なのでした。

まあ私にはこの生き方しかできないのでこれからも頑張って生きていきます。今更オタクやめるエネルギーも、やめた後にモチベーションにするべくなにかもないので。こうして人間は人生を浪費していく。

まあ今の私には伊達さゆりさんの行先を見届けたいという願望があるので頑張れます。

 

どうしようもない皆さん、これからも一緒に頑張りましょうね。

現状

すごい久しぶりに書きますね。

社会人になってからなかなか書こうという気が起きず、それでもなんとなく今書こうかなという気分になったので筆をとってます。

 

近況という話で言えば仕事ばっかりです。週5で働くというのは非常に大変なことで、それでもそれなりに楽しくやってます。と言ってもたまにはあれだけ嫌だったバイトのレジ打ちに戻りたいと思うことだってあるし、大学生に戻りたい、京都に帰りたいというのは常日頃から思ってます。大学生であること、京都に住めること、両方とても素晴らしいことだって大学時代も頭ではわかってたはずなんですがやっぱり実際に失ってみないと本当の大切さなんてものは分かりませんね。ライブには変わらず行っていますが、旅行は全然行く時間も金もないし、基本的に無味乾燥な日々です。

 

女性声優のストーカー業の方は完全に伊達さゆりさんのオタクになりました。今までも内田真礼さんや夏川椎菜さんにかなり熱を上げてきましたが、その比じゃないくらい、ほぼ全通レベルで追っています。手紙も2週に1通くらい書いてる。いろいろあるんですが、わかりやすいところで言うとやっぱり顔ですね。すごい気持ち悪い話をすると大学時代に好きだった子と顔の系統が似てるというところに最近気づきました。ちなみに本来的には羊宮さんみたいな顔がどタイプです。タレ目丸顔。

 

社会人になれば金もできるかなあなんて思ってましたがそんなことはなく、実家暮らしで食いっぱぐれる危険が無い分むしろ歯止めがかからなくなってる節すらあります。金使う時がいちばん楽しいです。馬鹿積みしてる時が1番生きてる感じするし働く意味を感じます。そんなこんなで金もないです。

 

結婚できる気もしない、子供部屋おじさん、金もない、おわりだよ〜(o・∇・o)

 

明日も出社なわけですが、この生活があと40年も続くと思うと気が遠くなります。と言っても気づけば自分も23。このブログを始めた時は18だったのであっという間です。最近歳を取りたくないなあと強く思います。20を超えてからずっと思っていたのですが、今年も誕生日は歳をとりたくないというのが真っ先に来てたし、このままろくでもない人生を送って老人になると思うと怖さしかないです。

 

何かを書きたいとかではなく、書いてみようかと思っただけなのでここらで筆を擱きますが、人生というのは難しいですね。あと何年真剣に女性声優を追うことが出来るんでしょう。きっとそのうち他人のことより自分の現状のやばさに気が気でなくなって、真剣になれなくなるような気もします。早く一般人になりたいです。

 

 

大学4年間

本日大学を卒業しました。

f:id:stella-l:20220324183417p:image

なんか持ち方が遺影みたいですね。あとから思ったんですけどまあこの持ち方してる人Twitterにいっぱいいたので別に変ではないんでしょう。

Twitterで他大の学位記を見るとここまで大学名の主張が強いのは無く、弊学ぐらいでした。表紙に学位記の「が」の字もないの面白い。

 

4年間、あっという間だったなあと思います。大学に入学したのが4年前なんて信じられません。1回生の頃はオケに費やし、2回生はライブとバイトに費やし、3回生はバイトと旅行と勉強に費やし、4回生はライブとバイトに費やし、そんな学生生活でした。

 

今日卒業式でオケの同期が立派に演奏してるのを見て泣きそうになりました。よく最後まで続けてきた、本当に偉いと尊敬の気持ちばかりです。私も続けていれば、と久しぶりに思いました。本当にだめな人間です。最近伊達さゆりさんの追っかけをしていて改めて思います。嫌なことがあっても好きなことを好きって言い続けられる人間は本当に凄い。尊敬します。

 

4年間で1番変わったことと言えばオタク度が増したことでしょう。高校の頃からまあオタクでしたが、お金の余裕と一人暮らしの開放感でライブに行く頻度が上がり、紛うことなきオタクに成り果てました。こんなはずじゃなかったね。オケを辞めた2回生から歯止めがきかなくなり今に至ります。声豚、なるのは簡単でも辞めるのは難しくて本当に酷い趣味です。

 

2回生から始めたアルバイトですが、振り返ってみれば本当に楽しかったです。辞めたあとも会うような仲のいい人もできたし、あのバイトがなかったら私の大学生活はもっと暗かったでしょう。経験的な意味でも世の中にはいろんな人がいることを知れました。昔よりは寛容になったし、人に優しくなりました。接客バイトは経験になると言われますが、これは本当です。お金を貰うだけならもっといいバイトはありますし、本当にただの経験にしかならないですが、社会人になる前に3年間経験を得たことはかけがえなかったと思います。

 

コロナの話は避けて通れません。2回生の最後にコロナが出始め、それからの生活は制約だらけでした。大学生活もオンライン授業だらけになりましたが、サークルを辞めた身としてはそれだけでした。むしろオンライン授業のおかげで単位を取り切れたと言っても過言では無いのでラッキーでした。ライブが無くなったことは悲しいですね。また早く声が出せるようになって欲しいですが、そんな日は来るんでしょうか。

 

コロナでライブに行かなくなった代わりに3回生は旅行熱が高まりました。本当に色んなところに行きました。この2年でほぼ全都道府県を回りましたが、学生のうちしかまとまって時間は取れないので行けてよかったと思います。1番印象に残ってるのは3回生秋の九州旅行ですかね。長崎が特に楽しかったです。4回生になってからは登山も始め、かなり活動的になったかなと思います。

 

大学生活4年間を京都で過ごせたのは貴重な経験だったと思います。やっぱり京都って特別じゃないですか。私自身大学の志望動機で1番大きかったのは「京都に住んでみたい」だったので合格した時は京都に住めることに胸を躍らせていました。いつからか京都に住んでいることが当たり前になって遠征の面倒くささからそんな気持ちも忘れていましたが、いざ離れるとなるとやっぱり京都生活は良かったなと思います。鴨川がすぐ側にあって、学生街の独特な雰囲気の中で暮らすというのは憧れのシチュエーションの1つになりえます。

京都に限らず、学生の間に知らない場所に住むというのは本当に楽しい経験だと思います。学生でなければ仕事に追われてその町を十分に楽しむ時間も取れないだろうし、そういう意味で大学に実家から通ってるのは経験的に勿体ないなとも思います。知らない街で暮らすってそれだけで毎日が楽しいし、新鮮です。

 

京都で4年間を過ごせて幸せでした。ありがとうございました。4月からは社会人として女性声優のストーカーを頑張っていきたいと思います。

気持ちの移り

高一だったか高二だったかどっちだか忘れましたけどとにかく私はその頃からオタクです。多分高一だった気はします。声豚になったのは高二の春とかだったように思います。

最初に真剣に追い始めた声優さんは内田真礼さんで2016-2019くらいで真剣に追っていました。

1番好きな人が入れ替わったのが2019年でした。内田真礼モチベが落ちているところでログラインがリリースされ気持ちは夏川椎菜さんに移りました。TrySailを本格的に好きになったのが2017年で夏川さんのことは2018年からソロでも追っていましたが、2019年から1番好きになった感じですね。

それで今に至るまで浮気しながらも夏川さんのことが1番好きと言い続けてきましたが、いよいよ世代交代を感じました。

昨年末頃からLiella!に会いに行き始め、本当にLiella!のことが好きになってしまいました。特に伊達さゆりさん。本当に好きです。こればかりは実際にライブを見ないと伝わらないと思うので彼女がどんなに素晴らしいかは語りませんが会う度に気持ちが惹かれていくのを感じました。もう年末時点で本当は多分伊達さゆりさんのことが1番好きだったんですよね。でも夏川さんのことが1番好きじゃなくなるのが怖かった。

ただ2ndライブを見てもう分かりました。やっぱり私は伊達さゆりさんのことが1番好きです。

そもそも夏川さんの方のモチベも最近は落ちる一方でした。プロットポイントの時の馬鹿みたいにあったモチベに比べたら今は本当に熱がありません。2ndアルバムのリリースでモチベが戻るかと思っていたらそんなことも無く、これ以上追っていると内田真礼さんの時みたいに完全に他界する流れになるなと思いました。さすがにそれはちょっと悲しいので適切な距離を取っていくべきですね。

今日のライブで夏川さんのツアーとLiella!のライブのイベ被りが発表され、既にチケットを握っていた夏川さんのツアーを切ってLiella!に行くことを少しも迷わずに決めました。それくらい熱量に差があることを突きつけられて正直ショックだったところもあります。

いい機会なので夏川さんのツアー初日の埼玉を最後にソロ活動とは少し距離を置こうかなと思います。TrySailはモチベ普通にあるしこれからも追っていくので他界とは違うかなって思ってます。

 

まあそういうのも含めて適切な距離感を測ってオタク活動していきたいなという話でした。

内田真礼(2016-2019)

夏川椎菜(2019-2022)

伊達さゆり(2022-)

1番好きな人は大体3年〜3年半くらいの周期で変わってるのでまあ2025年までは逃れられなさそうですね。その頃には自分も26歳。もしかしたら最後になるかもしれません。

気づけば22社会人

f:id:stella-l:20220307221508j:image

学生生活が終わるまでもう1ヶ月を切っています。早いものです。

 

バイトを辞める前の話ですがこの間店内放送でmiwaの「春になったら」がかかっていました。

春になったら

春になったら

  • miwa
  • J-Pop
  • ¥255

確か携帯会社のCMソングだったはずなのですが私は当時この曲がかなり刺さり、よく歌っていたのでその光景と共に未だに思い出せます。だからこそ久々にこの曲を聞いて思い出した光景が小6だったことにびっくりしたんですよね。もう10年前の曲らしいです。当時miwaは新進気鋭のアーティストって感じでしたがそりゃ30にもなるし結婚もするわ。

 

最近は「これが〇年前か…」と驚くことばかりです。この間書きましたがバイト先に入ったのももう3年前だし大学の4年間がもう終わることも本当に信じられません。

 

誰にも共感して貰えないのですが、私はセンター試験辺りから実際に自分が体験しているという実感がなんとなく薄いまま生きています。言葉で表現するのは難しいのですが、なんとなくセンター試験を受けるのも、大学に入るというのも遠い未来のことで自分のことだという感覚に乏しいんですよね。それは実際に体験した今でも同じです。未だにセンター試験は予備校のCMの中で受験生が受けているものだし、大学生というのは遠いものに感じます。別に誰か他人の人生という感覚では無いのですが、この4年間くらいは自分のことを俯瞰しているような気でいます。

 

それは社会人になる、ということも当然同じで、あと1ヶ月を切った今でも社会人になるという実感がありません。

 

それこそ10年前は小学生で、社会人になるということは遠い未来のことで訪れることがないとまで感じていました。でも10年なんてあっという間にすぎてしまった。これをもう一度繰り返せば32歳になってしまうわけです。

 

社会に出るという実感はありません。4月からも今まで通り京都にいて大学に通いながらバイトを続けているイメージしか持てません。でももう引越しも昨日荷物の運び出しが終わり、京都を離れる時が近づいています。徐々に現実を突きつけられています。

 

ふわふわした感覚で生きているから自分の向かう場所もよく分からないしそういう4年間だったんじゃないかなと、ここ最近考えていて思いました。いい加減地に足をつけたい。どうしたらいいんでしょうかね。これは多分青年期の発達課題であるところのアイデンティティの確立に失敗した、アイデンティティの拡散なのかもしれません。青年期をオタク活動しかせずに過ごした結果、アイデンティティを確立できないまま社会人になる化け物が生まれてしまった。

 

私自身はそれなりに意思の強い人間だと自分を評価していたし周りからの評価も割とそうなのですが、結局のところ大事な場面ではうっすらと誘導されていた通りに生きてきたのかもしれないなと4年間で思いました。本当の意味で自分の意思を、アイデンティティを確立することが最初の一歩なのかもしれません。

その点では就職先選びはある意味成功だったのかもしれません。就職して、自分で自分の道を見つけて生きていく活路を見いだしていきたいですね。

できなかったらその時は終わりです。

 

 

まあ最初から後ろ向きなことを言っていたら駄目なのでとりあえず精一杯頑張りたいと思います。

 

 

 

 

サムネ用に載せた写真はこの間食べたケーニヒスクローネの「近日」というお菓子です。TrySail麻倉ももさんが9月にツアーで神戸に来た時勧めていたのでずっと食べたかったのですがやっと機会に恵まれました。オタクって好きな人の真似したがるしそういう意味でもアイデンティティがない「何者でもない」存在なのかもしれません。オタクは青年期の発達課題を達成してないし未熟なままの子供ということで。泣きアニメじゃん。

フルーツバスケット

最近毎日ブログ書いてるので書く話があるうちは面倒くさがらずに毎日何かしら書きたいという気持ちになっています。ということで今日はアニメ、フルーツバスケットの感想です。

 

フルーツバスケット、1期がやってた頃からdアニメストアの気になる作品には登録してたんですが他に見るものがあったり忙しかったりして見れず、結局見たのは3期の最終盤の頃でした。初めはふーんという感じで見ていたのですが1期の最後の方からはもうボロ泣きを繰り返し、気づけば透に感情移入し、それはもう醜態を晒していました。

この間映画が公開され、見に行ってきたのですが、前半の総集編だけできっちりボロ泣きし、後半の新エピソードでもボロ泣きし、1時間半ずっと泣いていました。マジで1年分は泣きました。というか周りからもずっと啜り泣く声が聞こえてました。本当に見た方がいい作品です。

透は本当にいい子すぎるんですよね。これは視聴者だけではなく登場人物にとっても共通認識です。そんな子が恋をして、結ばれたいと思うのを応援しないという選択がない。

私は「月がきれい」を見て以来ラブコメじゃない純粋な恋愛アニメはどうも苦手で避けてきたところがあります(それでもフルーツバスケットを見たのは上田麗奈さん目当てです。上田麗奈さんの出演アニメの当たり率はエグい)。そもそも自分が全くそういうのに縁がないので本当に面白い時以外ちょっとひねくれて見てしまうところがあるのかもしれません。悲しい性です。

その点フルーツバスケットは多少のコメディ要素もありますが、それはおまけで本質はやっぱり純愛の少女漫画でしょう。そんな作品をここまで好きになったのは結局のところキャラ、特に本田透と夾君が魅力的だったことに尽きると思います。やっぱりこういう作品は時間をかけてしっかり掘り下げて描いてもらわないとダメなのかもしれません。

事実私が初めて見た深夜アニメは「四月は君の嘘」なのですが、あれも2クールでかなり良かった記憶があります。あれもラブコメと言うよりは純愛ですね。結局のところ質で勝負するような作品はやっぱり1クールじゃ足りないってことです。

その点フルバは5クールですからしっかり時間をかけて感情移入できました。本田透が笑えば私も笑い、本田透が泣けば私も泣き。私も夾君になって透君と人生を歩んでいきたかった。

 

私は気分が鬱屈とした時泣きたいタイプです。ただ何も無く泣くのは泣き終わったあと虚無感に襲われるのでなるべく映画などを見て泣きたいと思っています。これで気持ちがすっきりするとも限らないのですが、いい作品を見て泣いたあとは「明日から生き方を見直そう」みたいな結構晴れた前向きな気持ちになれることが多いです。

去年の7月に見たポンポさん、それ以前だと聲の形、バケモノの子、ここら辺は私の気持ちを救ってくれた映画です。フルーツバスケットの映画もバイトを辞める前で色々な気持ちで鬱々としてたところを本当に救ってくれました。

 

こういう視聴後に面白かったよりも先に、本当に見てよかったってなる作品はなかなか貴重なのでこれからの人生の糧にしていきたい作品のひとつでした。ありがとうございました。