威風堂々

春から社会人

話題

最近人と雑談する機会がたまにある(今日もバイト終わりに4時間話し込んだ)のだが、結局何を話すにしても1番困るのは話題である。話しやすい人っていうのは実際にいて、同じことを話すにしてもこの人となら話せるっていうのは往々にしてあるし、そういう人は話を展開する、言葉が悪いが話をすり替えるのが上手いのだ。話題が二転三転し、あれ最初なんの話してたっけ?ってのはよくある事だ。

 

まあそれは話術とか関係性の中での話であってやっぱり何より無難な話題は人間関係の話なのだと思う。例えば音楽の話をすれば好きな音楽くらいしか話題が広がらない。高校時代のことを話せば下手すれば事実の羅列で終わる。それと比べて他人の話というのはいくらでも広げようがある。「○○が△△のことを好きだ」とか「○○が△△って言ってた」とか、つまり他人の話題を自分の話題にすり替えられるので、共通の知り合いの数だけ話題が作れるのだ。もっと言えば知り合いの数だけ話の元があるわけで1人についていくつも話題が作れる。そういう点で他人の話というのは便利なのだということに最近気づいた。

 

とは言ってもあんまり他人のことをべらべらと話すのも信用を失いかねないしそこの匙加減が難しい。他人のことをべらべらと話している時自分のこともまたべらべらと話されているのだって話もある。多分適当な割合でこういう話を挟みつつ話題を展開できるのが話の上手い人だし、生きていくのが上手な人なんだなと思います。

 

私は声優の話ならいくらでも出来るので相手が声優に多少なり理解のある人間であれば初対面でも割と話せる。ただ声優の話題ってのは一般人にすると引かれがちだし使いづらい話題ではある。こういう使える話題の引き出しを持っていることが話のうまさ、ひいては就活とかでも使えるというところにつながっていくのだろうなあ。もうすぐ21年生きていることになるがこんなことに今更気づいた時点でやっぱりダメなのかもしれない。