威風堂々

春から社会人

エモ

Twitterに書いたことをもう少し広げて書くのが最近のブログのスタイルになっています。思ったことはとりあえずTwitterに書く癖があるのでまあそういうもんです。

河野ひよりさんのチョクメがエモかったという話です。朝にも書きましたがやっぱりプリキュア声優って今の若い女性声優さんにとっては特別なんだなってのがよく分かりました。幼い頃から見ていた作品に出るというのはプレッシャーも大きいのでしょうけどやっぱりそれ以上に喜びは果てしないんでしょうね。最近はストーリーのテーマの重さからあんまり真面目にプリキュアを見ていませんでしたが来年は久しぶりに最後まで真面目に見ようと思います。

辿ってみれば内田真礼さんをここまで追ってきたきっかけはライブMCのエモさだった訳ですし、夏川椎菜さんを好きになったのは自分を確立してからの精力的な活動と文章力だったわけです。

そう考えてみると私はエモさに弱いんだなってのがよく分かりました。私は根本的に声豚なのですが、声や顔、曲の強さと同じくらいストーリー性が大好きです。憧れていた声優さんと共演できた、コンプレックスを克服してアイデンティティを見つけた、自分のやりたいことを葛藤の中でハッキリさせた。全部違いますが私の中では全部エモです。私は推すとき、「顔が好き」「声が好き」みたいなのでは無く割と一人の人間として推す傾向があるので(まさに「全部好き」という訳です)、その人を形作ってきた過去のエピソードとそれが今に繋がっているという事実があればその人の人格が愛おしくなってしまいます。何目線だって感じではありますが「良かったね~」という尊さが溢れだしてきます。そうすると好きにならざるを得ないんです。その結果推しがどんどん増えていって手がつけられなくなっているのが今な訳ですが。先日のサンドリオンのライブ以降汐入あすかさんが気になってしょうがありません。

最近アニメを見ていないのでなんでアイドルじゃなくて声優を推すのかというのが曖昧になっていて自分でも理解出来ていませんでした。根本的なことをいえば声優が刺さる方がアイドルが刺さるより時期が早かったというのが大きいですが、もう少し理由っぽい理由を言えば声優さんの方が個人的にエモが大きいからかなあと思いました。アイドルにもバックにいろいろなストーリーがありますが、私自身が女児アニメやポケモンに始まり昔からアニメを見ていたということもあり、同年代の声優さんに共感する部分が多いです。そうすると必然的に共感しやすいとエモさも増すわけですね。あとは今のアイドルはグループ売りがメインになっていますが、声優さんは逆でどんどん個人にフィーチャーして声優人気でアニメ視聴者を獲得する流れになっています。アニメとしてこれが正しいのかはさておいて、そうすると声優さんのバックグラウンドに触れる機会も多いですしTwitterやブログ、チョクメ、ライブMCと様々な機会で発信があります。そういう言葉を受け取りやすい、ある意味より個人にフィーチャーしたのが今のアイドル志向の声優(≠アイドル)の傾向なんじゃないかなと思います。先述の通り一人の人間として推すタイプである私にはそうした供給が多いほどエモさを感じて取り込まれていくのでやっぱり声優さんじゃなきゃダメなのかなと思いました。私がエモを求めるのは自分に何も無いことの裏返しで憧れの人には夢を叶えていってほしい、自分に夢を見させて欲しいという気持ちからです。極論それでもやっぱり声優でなきゃいけない理由ではないんですが私は今が1番楽しいのでこれでいいと思います。これからも声優さんを推し続けるよ。