威風堂々

春から社会人

昔ほどポケモンに真剣になれなくなった

タイトルの通りです。

私は何歳だったか忘れましたが未就学の時にルビサファを初めてやって以来ずっとポケモンをやってきました。ソフトは2本とも、マイナーチェンジ版も含めるとずっと3本買ってきましたしポケダンも大好きでした。ポケモンレンジャーもやってました。アニポケも欠かさず見る。何となく「ポケモンやってる奴はダサい」的な風潮があった中学時代も我を通してポケモンをやり続け、なんなら周りを引き込んでいました。厳選をずっとやり続け、対戦をして、勝てないなりに頑張って…あの頃の私は間違いなく真剣でした。

それが変わったのはスマホを買ってからでしょうか。サンムーンに至って初めてポケモンを買うのをやめました。理由はいろいろあって受験生になるから、アニポケの絵があまり好きじゃなかったから、XYのモチベも落ち着いてあんまり触れなくなっていたから等々ですが、やはり最たるものはソシャゲでしょう。ちょうどデレステを始めた直後の発売でしたしあんまりポケモンをやる気にならなかったのです。中学生までの私は新作ポケモンの発売に胸を躍らせいまかいまかと待ちわびているような人間でしたがその熱量が失われてしまいました。これは別に成長とかじゃなくてトレードオフでしょう。ソシャゲをやっていたからポケモンに向ける熱量がなかっただけです。

そして今回剣盾は一世代飛ばして購入しました。発売日から数日は熱心にやっていましたが、ここでデレステのイベントを走りました。すると一気にポケモンのモチベーションが落ちてしまいました。そもそも大学生は暇なふりをしていますが試験勉強は常日頃からやばいのです。そういうこともあってなかなかポケモンに再び手をつける気力が起きなくなって今に至ります。

 

まあポケモンは一例に過ぎないのですが何が言いたいかって現代人は娯楽に溢れすぎているなあと感じたということです。もっと言えば娯楽に限らずやることが多いですが。オタクなのでとりあえずアニメに例えるなら「別のクールなら覇権取れたのに今期は良作が多くてそのうちの一つに甘んじてる」って状況ですね(よくわからない例え)。昔の私はポケモンをやることが娯楽の全てでした。だからポケモンをひたすら純粋に楽しめた。でも今の私はライブに行き、ソシャゲをやり、勉強をして、それでいてポケモンをやるというのがキャパオーバーです。これって勿体無いなあと思いました。アニメに限らず現代では素晴らしいコンテンツがたくさん供給されているのに氾濫するばかりで十分に享受されていないという状況がどこの業界でも多い気がします。

私は本来的に何か一つのことに熱量を傾けるタイプなのでやっぱり多くのことを同時に真剣にやることが出来ないんですよね。そして多くの人が同じだと思います。デジタルデトックスとは違いますが、一度コンテンツの氾濫から離れて好きなことひとつに打ち込んでみるのがいいのかもしれません。最近私は少々手を広げすぎている気がしてなりません。

供給が少ないと寂しいですが多すぎても今度はキャパオーバー、難しいです…誰か同時並行でたくさんのことを出来るスペックの脳みそを譲ってください…