威風堂々

春から社会人

人生

どこで私は人生を間違えてしまったんでしょうか。

今日は辞めたオケの定演に行ってきました。去年の今頃にも定演を聞いて感銘を受けた話を書いた気がします。その時のメインは交響的舞曲でした。それも素晴らしかったのですが今回のメインのカリンニコフの交響曲第一番がめちゃくちゃに良かった。今まで3回定演の曲を聴きましたが、今回が一番好きだったってくらいです。本当に感動しました。

何より自分と同期で入団したパート員や仕事仲間が今回デビューの人が結構いたのでそれも含めて感慨深くなりました。まあ同時に自分がものすごく惨めに思えたんですけどね。

久しぶりにオケに触れたらやっぱり楽器弾きたいなあと思いました。辞める時はもう未練なんてないし早く辞めてやる!ってくらいの気持ちだったんですが人間の気持ちなんてあてにならないですね。辛かったのは事実なので戻りたいとは思いませんけど、辞めなきゃよかったかなとは少し思いましたし割と定期的に思っています。というのはオケを辞めてからの大学生活マジで虚無しか存在してないんですよね。バイトと勉強とオタク活動しか日常に存在していない。オケが(主に精神面で)辛かったのは事実なんですが、それでも生活にハリを与えてくれて人間関係形成の場になっていたのもまた事実です。

私は割とお金盲信者みたいな部分があるのでお金があれば幸せは手に入ると思っていたのですが、今バイト代と仕送りでかなりのお金を手にしている状況が幸せかと聞かれると正直微妙すぎます。不幸だとは思わないですが確実に幸せではないです。やっぱり綺麗事とはいえ「やりがい」「生きがい」って大事なんだなって気づきました。

辞めたきっかけは何個かあったんですけどまた「もしあれがなかったら~」なんて考えてしまっています。ただそんなこと考えてもしょうがないんですよねー。虚しくなるだけ。今の自分は上手くやれなかった自分なのでこのまま受け入れて生きていくしかないんですよねえ。

それでもやっぱり今の自分はどこかで道を誤って今に至っているという感が拭えません。少なくともオケを続けていたら辞めたい辛いとは言いながら落単しながらでも充実はしていたのかなと思います(果たしてそれがいい事なのか、健全なのかはさておき)。学生時代の思い出って大事ですもんね。それは20年しか生きてない私でも分かります。私は声優に出会って良かったと思っていますが、もし出会わずにイベントに行くことを覚えていなかったら真摯にオケを続けていたような気がします。どっちが最終的に幸せなのかは誰にもわかりませんし、趣味が残っているから全てを失った訳では無いのでまだ救いようがありますが。

まあ結局のところ私が弱い人間だったのがいけないんですよね。多分この先も引きずりながら生きていくと思いますし定期的にこの話をするような気すらしますが何度でも言いますがどうにもならない事なんですよね。

 

はあ、私はどこで人生を間違えてしまったんでしょうか。