威風堂々

春から社会人

事故意識

今日は気分が乗っているのでもう一本書く。

 

私は自己意識が強い方だと思う。もちろん自己顕示欲が強いとかいう方も含むのだが、なぜ自分という人格が自分の体に宿っているのかという途方もないことをよく考えるのだ。私は割と情緒不安定になりやすいタイプではあるのだが、その度に「なんで生まれてきてしまったんだろう」ではなくて「なんで自分という自我がこの体に芽生えているんだろう」と考えている。別に生まれてきたことを恨んだり、後悔しているわけではないのだが、自分という意識がこの世界に存在していることは時折辛くなる。これに共感してくれる人には今まで一人しか出会ったことがない。そもそもこれは「生まれてきたくなかった」という感情と何が違うのかもよく説明できないから自分でももやもやしたままいつも消えていくし解決することもないのだが。

 

Wikipediaで「自己意識」を調べると「自己が存在することに気づく(意識上に上る)能力のこと。自己意識を持たない動物は、鏡に映った自身の姿を、自分と認識することができない。チンパンジー等の高等霊長類は自己意識を持つが、犬や猫などは概ねこれを持たないとされる。」ということだそうだ。

 

どうやら自分が自分であるという意識は人間様を含む高等霊長類の特権のようだ。犬や猫がどんな世界を生きているのかも気になるものだが。

「死にたい」という意識は身体と精神が一体化しているからある意味精神的に辛くなると体を失いたくなるわけで、逆に考えれば私は精神と身体が乖離している傾向があるのかもしれない。そんな大したものではないが軽い多重人格といったところか。

前向きに考えてみよう。自分は他者より自分の自我を強く意識しているからより高等霊長類として優れているのかもしれない!…虚しくなるからやめよう…

 

こんなこと考えながら生きてるから人生つまらないんだよな。というか今は親の意向で法学部にいるけど本当は文学部で哲学やりたかったです。独学するか…?まあ正直やりたいことがやれない人生なんて楽しくありませんよ。だからこうやってまた今日も自己について考えているわけです。まさに事故。早く転生してかわいい女の子になりたいです。