威風堂々

春から社会人

終わってるバイト先

バイト先の愚痴を言い続けてはや3年、あと3ヶ月で卒業ということでようやくバイトからも解放されます。

振り返ればスーパーマーケットでバイトしたことで世の中にはいろいろな人がいることを知りました。カスみたいな客も多かったですが、こんなゴミみたいな世の中にもいい人はある程度(体感20人に1人くらい)はいることも分かりました。そして自分もその「いい人」になれるように努めるようになりました。

 

まあ今日の本題はそんな総括ではなく、むしろ内側、同僚のパートタイマーの方。

これは大いに偏見ではありますが、いい歳してスーパーマーケットでパートタイマーをやっている主婦の方々は大半はきっと学がないんだろうと思っています。というか接していると実際にそれを感じます。学というか恐らくまともに社会に出て会社とかで働いたことがないせいで精神年齢が学生で止まっているような人が多い。それでいて大学生の子供がいたりするんだからびっくりです。

結局そういう人はまともに相手したら負けだなというのもこの3年で得た学びの1つです。議論が成り立たない、非を認めない、自己弁護しかしない。小学生の喧嘩かよ。そういう人に対しては哀れみを持って接すると精神衛生的に少しマシに思えます。「ああこの人こんないい歳してこんな性格なんてよほど可哀想な人生を送ってきたんだろうな」と考えれば多少心に余裕が持てます。多少ですが。ただまともに相手しないとなると泣き寝入りせざるを得ないという話もあります。結局正直者が馬鹿を見る世界なのはどうしようもないのかもしれません。スーパーマーケットの1店舗とかいう猿山の中でボス猿を気取っている生き物をどうにかしようという方が間違いかもと思うようになりました。

 

もうひとつ、そういう人を見るとやっぱりこういう人間にだけはなりたくないなと強く思います。私自身特に高校時代は方々に喧嘩を売り奔放に生きてきましたが、バイトを始めてからある程度思うところがあり多少は大人しくなりました。ただ性格がそう簡単に変わる訳もなく、まだ言いたいことは言うみたいなところはあるわけです。でもこういう性格を矯正せず生きていくときっと今のバイト先のパートタイマーみたいなモンスターが生まれてしまうんだろうなと最近怯えています。私自身あんな化け物になりたくは無いのである程度社会に迎合していくことも大事だなと思うようになりました。これも成長、社会化でしょう。

もうすぐ社会人になるわけで、丸くなるということをテーマにあと3ヶ月生きてみようと思っています。言いたいことを言うというのも大事ではありますが、これが下手くそな生き方なのは明白ですし、何よりいつも損することが多い生き方でもあります。これはそう生きてきた実感です。こうやって日本人の顔色伺い文化が強制されていくのかもしれませんが、私も名実ともにもうすぐ自立した大人になる訳ですし、大人になることが必要なのかもしれません。「大人」になることが正しいかは分かりませんが少なくとも私にはその姿勢が必要だろうというのは確かです。

 

ろくでもないバイトではありましたがいろいろな学びを得たし考えることも多かった。このバイトをやって良かったなとは思います。ただもう1回バイト探すなら二度と接客業はやりません。もうコリゴリです。