威風堂々

春から社会人

生きていける?

私自身が生きるのを厭うのは結局のところ終わりが見えているからなんだろうなということに最近気づきました。

 

確実に訪れる死があって老いがあって、その中で何かを残すわけでもなく生きていくということが怖いから生きるのがしんどいんだと思います。

 

不老不死であれば少なくとも時間が過ぎるのは怖くないし、ずっと生きていれば何かを成し遂げられる可能性がある。でも今の私ではそんな可能性微塵もありません。何も残せずただ生きていくというところに意味を見いだせず、なら生きていく意味もないなと思っています。

 

私自身は基本ペシミストなので物事を悪い方に考えがちです。きっと私は孤独死します。結婚できる気なんてしません。

 

正直別に一人で生きて行くことは出来ると思います。私には趣味が沢山あります。1番は声優の追っかけですが、他にも旅行、神社、水族館、登山、野球観戦、ゲーム、アニメ。頻度の高くない物で言えば映画、お菓子作り、読書。とにかく一人で時間を潰すようなことは沢山あります。だから別に隙間を埋めるために結婚したいとかそういう訳では無いのです。

私がただ唯一として恐れていることは孤独死であって、それは結局死ぬ間際まで何も残せず周りに誰も人がいないということと同義です。結局のところそこにつながります。

 

一人で生きていくということは意外と簡単です。だから現在は結婚しない人も増えているしそういった価値観も許容され始めているのでしょう。

でも数十年後、結婚しない人達が老後を迎えた時に何が起こるかというところはあまり語られません。それは結局孤独死なんじゃないでしょうか。一人で生きていくということはつまり一人で死ぬということですがそこがあまり結び付けられていないような気がします。

 

私自身一人で生きていくことになりそうですが、私が老後を迎えるまでにもっと優しい世の中になっていることを願うばかりです。