威風堂々

春から社会人

将来の話

4月から4回生になり、いよいよ学部もあと1年ということになりました。私はずっと法学に苦手意識があり、早く要卒単位を揃えようとして大学生活を送ってきました。その態度も真面目ではなく、ライブ三昧バイト三昧ということでお世辞にも勤勉とは言えませんでした。その結果の憲法刑法の落単です。

ただ3回生になり、行政法を学んで法学の楽しさに気づきました。というか全ての学問に言えることですが、ちゃんと学べばやっぱり面白いものです。それと同時に法学をまだ続けたい気持ちが段々と出てきました。せっかく楽しくなってきたのにここで終わるのは何となくもったいない感じもします。と言っても法科大学院の道は1回生の時に法学への適正のなさを感じて切った道です。今更なあなんて思いつつ就職ルートだけを考えてきました。そして3回後期の成績発表。私は思った以上に成績がよく、捨てたもんじゃないなと思いました。やっぱり本来私もそれなりに頭のいい人間でやれば出来る人間だったわけです。そしてここで法学を続けたい気持ちが再び、そして更に強くなって帰ってきました。

私は週休二日の東京勤務転勤無しでそこそこの年収でまったり暮らせる仕事を希望しているので、その点に関しては現在の公務員志望で何も間違えていないと思います。仮に弁護士になればまったりとは暮らせなさそうな感じは素人目にも分かります。ただ感情の問題は別で、やっぱり勉強は続けたいです。ローに行って司法試験に受からなかったらといった様々な破滅ルートを考えてもこれが賢い選択肢では無いことは理性ではわかっています。でも気持ちの整理がついていません。

就職まで余命1年となり、今更感がありますが法科大学院という可能性がここに来て急に浮上してきました。とりあえず就活もとい公務員試験は最後までやります。合格が勝ち取れなかったらもはや後はないわけですが、内定を貰った場合、法科大学院も受けるかもしれません。と言っても科目が足りてないので公務員試験後に特急でやるしかありません。そんな甘いものでは無いのも分かりますが実力試しとしてでもロー入試を受けるのは割とアリかなという気持ちではあります。万が一受かってしまったらどうしようかという話はあります。自分は人生について考える機会が少なく、真剣に生きてきたという自覚もありません。でもここでせっかくやる気になっているのをみすみす見過ごしていいのかという気持ちもあります。

今は冷静では無いのかもしれませんが、もう少し落ち着いて考えてみたいと思います。人生というのはままならないな。