威風堂々

春から社会人

クリスマス

最近はクリスマスにイベントが多くて大変ですね。声優さんもせっかくのクリスマスをオタクと過ごさなきゃいけなくて同情で涙が出ますよ。

と言ってもせっかくのとはいいますが、私には好きな人と過ごしているのが幸せみたいな感覚がわかりません。クリスマスに恋人と過ごさないだとかバイトしているだとかを悲しいことみたいに言う風潮が蔓延してますし、実際周りでもそうなので私も何となく同調していますが心では全くそんなことは思っていません。

よく分かりませんが、付き合うっていうことを私は独占欲の具現化だと思っています。だって好きなだけなら見てるだけでいいはずだから、それをわざわざ付き合って自分だけの恋人にするって言うのは独占ですよね。私はそこの執着があんまりないんだと思います。誰かのものになるのは嫌という気持ちはありますが、自分のものにしたいという気持ちはない。だから例えば推しが結婚したとして、祝う気持ちは一旦置いておけば、そこにある悲しみの気持ちは「推しが自分の元から離れる」みたいなものではなく「推しが明確に誰かのものになってしまった」ということへの悲しみなんですよね。

だからつまり私は誰か1人に執着しないし、気持ちの上では執着しても行動に起こすほどではないという感じです。だから人と付き合って一緒にいるのが幸せという価値観があんまり理解できない。一緒にいて束縛感がない程度の付き合いでお互いやりたいことを許容するみたいな関係性なら理想的かなと思うのですが、一般的な付き合うという関係性はもう少し束縛の強いものだと感じます(感じるというか妄想ですけど)。そんなのだったらむしろ私はライブに行って1人盛り上がったりしてた方がよっぽど満たされます。恋人を作ることの肉体的な最終目標は子孫を作ることですが、精神的な目標は恐らく精神充足そのものでしょう。心の支えというだけなら個々人は自分の好きな物に熱を捧げてるだけで満たされます。誰かに肯定してもらいたいという気持ちは分かりますが別にそれは恋人である必要は無いんじゃないかなと思います。だからパターナリスティックに「恋人がいるのが正しい!いないやつは負け組!」みたいな風潮を押し付けられると正直「?」って感じに思いますし、皆がそれを受け入れているのも謎です。感覚が常人と乖離してる部分があるのでなんとも言えないですが私はまあ現状に満足してますし、別になにかする必要性も感じていません。

こういう人が増えたから日本は未婚率が高くなったりとか出生率が下がったんでしょうかね。