威風堂々

春から社会人

好きです

明日「は」大学行かなきゃいけない(しかも1限)ので早く寝ないといけないんですが、内田真礼さんの武道館ライブのBD見たら好きが溢れてしまったのでこれを書かずには寝れないなと思って筆を取っているもといスマホを持っています。

実は私が内田真礼さんのアーティスト活動を追い始めたのって正直何きっかけだったか覚えていないんですよね。声優内田真礼を意識し出したのは中二病でも恋がしたい!からだったんですが少なくとも私は創傷イノセンスから内田真礼さんのアーティスト活動を追っていたわけではありませんでした。アニメも深夜アニメはほとんど見てませんでしたしかなりライトな人間でした。多分Twitterの古参のフォロワーさんからしても「あいつは200tweet/dayのツイ廃だったはずなのにいつの間にかオタクにジョブチェンジしていた」って認識なんじゃないかと思います。

当時高校2年生だった私は目に付いたのかなんなのか分かりませんがAmazon内田真礼さんの1stアルバムPENKIを唐突に注文しました。この時は親に頼み込んで買ってもらったんだった気がします。なんで数ある声優のCDの中から内田真礼さんを選んだのかは分かりません。単純に顔か、それともシャロが好きだったからかまあ多分そこら辺だとは思います。当時の時点で声優内田真礼のファンではあったので(オタクだったかは微妙ですが)そういうことにしておきましょう。ただこれをきっかけにそれまで声優音楽というジャンルに一切触れてこなかった私は声優沼に落ちていくことになります。これが2016年の出来事です(Amazonの履歴から調べたら5/26でした)。この時には1stライブは3ヶ月前に終わっていたんですね。勿体ないことをしました。もっと早くアーティスト内田真礼に真剣になっておくべきでした。

とにかくそれからPENKIを聞いた私は完全にアーティスト内田真礼のファンになりました。バイトしていない高校生、ちびちびと支出を削ってなけなしの金でミニアルバムを2枚予約して初めて内田真礼さんに会いに行ったのが2016年の年末のクリスマスパーティーでした。当時の私は声優のライブなど当然行ったことも無く、作法も分からない、お金もないままに行ったので、物販で安かったタオルだけ買いました。ブレードも持っていない、当時は内田真礼さんにそこまで真剣でもなかったので初めての現場は所謂地蔵でした。3列目という今まで行ったライブで初めてのライブが1番いい席だったので勿体ないです。ずっと惚けて内田真礼さんを見ていました。そこまでオタクでなかった私には内田真礼さんがスノハレや絵空事ゲキテイを歌ったことの価値も分かっていませんでした(これも勿体ないことです)。まあでもとにかく楽しかったことは確かで、よし2ndライブに行こう!と決意しました。

そして2ndライブSmiling Spiralです。クリパは正式にはライブではなかったので実質これが内田真礼さんの初めてのライブでした。今回はブレードも持って、ライブTシャツも買ってとちゃんと意気込んでいきました。(ちなみに全部お年玉から捻出しました。親のクレカで立て替えてもらいました。私が親族だったら自分のあげたお年玉で親戚がオタクに落ちたり、息子が自分のクレカ使って女性声優に会いに行ってるのはキツすぎると思います。母親がオタク趣味に理解のある人間だったので今に至るまで助かっています。)このライブで私は完全に内田真礼さんに落ちて声優オタクの道を歩み始めました。(といっても2017年は受験の年だったのであまりイベントは行けませんでしたが)

 

初めがどうであれ、今の私が好きなのは内田真礼という人間です。曲の強さも当然ありますが、ファンを大事にしてくれる、自分を完璧に魅せようとする内田真礼です。あざといみたいな意見もありますが、それは私たちに魅せるための努力であって演者が見せてくれるものを最大限受け取るのが観客の役目です。そういう意味で内田真礼さんはライブを通じて最大限私たちに思いを発信してくれます。「好きだ」とか「ありがとう」とか。それが本心であるかは別なのかもしれませんが、少なくともそう言わせられる環境を作っていく一翼としてのファンでいられることが幸せです。

内田真礼さんが思いを私たちに発信して、それを私たちが返す。それを内田真礼さんは受け止める。これが内田真礼さんのライブなんですよね。私はこれは一つの完成された芸術だなっていつも思っています。ライブを通して最大限魅せようとする内田真礼という人間を見て、それを観客が全身で受け取ってこれまでの軌跡とか全てをひっくるめて「ああ今回のライブも最高だった」「内田真礼さんはついに武道館でライブができるほどになったんだ」「また次も楽しみ」ってなるんです。内田真礼さんの曲を内田真礼さんが歌って、真礼バンドが演奏してっていうあの空間に意味があるのであって私は別に内田真礼がその曲を歌っているという事実を見にライブに行っている訳では無いです。Hello, future contact!とかtake you take me BANDWAGONとかは特にですがあの内田真礼さんがライブでお客さんのために歌ってくれているということにすごい意味があるんですよね。Magic Numberツアーも、武道館も内田真礼さんが今ライブをやってくれているということがひたすらに嬉しくて、どちらも最初からほとんどずっと泣きながらステージを見ていました。私は彼女に出会えて幸せだと心から思います。これは恋とかそういう類のものではなくて憧れで、尊敬で、羨望です。

だから私はいつも「アーティスト」、「芸術家」としての内田真礼の作品を早く見たいと思っています。今年はもうライブやらないのかもしれませんが私は単独現場をずっと待っています。

 

読んでくださってありがとうございました。おやすみなさい。