威風堂々

春から社会人

幸せだなって話

小倉唯さんの愛知公演に行ってきました。小倉唯さんがMCで「みんなの笑顔が見れて私いい仕事してるなって」という趣旨のことを言っていて、ああ好きだなあって気持ちが爆発しました。

声優にしろアーティストにしろ基本的に舞台上の演者がコンテンツの提供者で、客は一方的にコンテンツを消費する立場のはずなんですよね。それはコールアンドレスポンスとかお客さん参加型のライブでも基本的には揺るがない。演者はとても練習しているはずだし客はあくまで見に来るだけなんだから、この立場の違いがある時点で本当の意味でお客さんが演者の側に寄り添うことは出来ないし、気持ちを理解できるわけもない。

それでも演者の側が舞台上で「私は幸せ」「みんなありがとう」「この仕事やっててよかった」みたいなことを言えるって凄いことだと思います。仕事を楽しんでいて、かつお客さんに自分の歌を披露して喜んでもらいたいって強い気持ちの元で練習していないとできないことですから。

内田真礼さんも同じところがあって彼女のライブは「思い出更新」がキーワードになっている。1stアルバムの最後の曲の歌詞にある「思い出更新」、彼女はライブの度にこの言葉を使い続けている。そして時には「私に着いてきてくれますか」「ここまで来れたのはみんなのおかげ」、そう言ってくれるのだ。

つまるところ演者の側からお客さんの方に寄り添おうとしてくれる、そういう人を心から好きと思えて、応援したいと思えて、ライブを楽しめて、それって本当に幸せだなって今日改めて思いました。小倉唯さんはちゃんと応援し始めてまだ歴が浅いですが、これからもっと彼女のことを知りたいととても強く思っています。幸せな気持ちをありがとうございました。

https://lineblog.me/ogurayui/archives/1695040.html