威風堂々

春から社会人

バイトの振り返り

2/28でアルバイト先を退職しました。クリーニングに出した制服も返却し、LINEのグループも昨日抜け、これで完全に終了しました。そして晴れて4月の就職まで1ヶ月のモラトリアムを得ました。思い返せばオケをやめて2019年の2/16からバイト先にはお世話になっていたので3年以上の時を過ごしたことになります。

冷静になれば3年以上在籍してたって凄いですよね。生まれた赤ちゃんは喋れるように歩けるようになるし、入学した高校生は卒業して大学生になるし、とにかく3年は重いです。それでもまあなんだかんだ文句も言いつつ3年間はあっという間でした。

少なくともオケを辞めた時点で私の大学生活の友人関係は一旦リセットされているので今に至るまでそれなりに楽しく過ごせてきたのはアルバイト先の同僚たちのおかげだというのは間違いありません。仲良くしてくれた彼らがいなかったら私の大学生活は本当にライブに行ったこと以外一つも思い出がなかったかもしれません。

一昨年の3月、私が特に仲良かったと思っていた人が卒業で退職して以来、私は目標のひとつとして「惜しまれて辞めたい」というものを心の中で掲げていました。一昨年のその人や去年の3月に辞めた同僚、それに去年の10月に辞めた同僚、私の仲の良かった同僚が辞める時は私は毎回毎回辞めないで欲しいなと思っていました。私も辞める時にはそう思われたいなという気持ちで後半の2年間は働いてきました。

最後の日、10月に辞めた同僚がわざわざ滋賀の実家から買い物に来てくれて泣きそうになりました。本当に報われた気持ちです。閉店してから寄せ書きとお菓子をもらいました。私も3年間いましたが、辞める時にここまでよくしてもらってる人は1人も見ませんでした。続けてきてよかった。目標は達成できたかな。幸せ者でした。

 

仲の良かった人が辞めた直後は特にですが、私は基本的に2年半くらい辞めたいなーと思いながらも惰性で続けていました。でも結局最後まで続けてきたのはやっぱり居心地が良かったんだと思います。惰性でも本当に嫌なら辞めてたでしょうし。文句言いつつも結局好きだったんですね。今はまだ辞めた実感が湧いていません。就職したら湧いてくるんでしょうか。それともこのまま特に感慨もなく終わるんでしょうか。まあとにかく3年間本当にお世話になりました。社会には色々な人がいて、接し方を学べたという意味では変え難い経験でしたし、単純に楽しい3年間でもありました。ありがとうございました。