4年間が終わる
早いものでもう大学の4年間が終わります。振り返ればいろいろなことがありました。
今1番考えることはもっと勉強してみたかったなです。じゃあ院行けという話なんですが、実際、院は行きたい気持ちもありました。
と言っても私がやりたかったのはやっぱりあくまで理系的な意味の研究で、行きたかった院は法科大学院ではありませんでした。私のイメージではやはり文系の研究は文章と向き合ってやるもので、理系のように新しい物事を生み出していくものではありません。私がやりたかったのは後者でした。
大学4年間でやはり文理選択を間違えたなという思いは強かったです。高校時代においては別に理系科目が苦手だったわけでもなく、文系にしたことにも特に深い意味はありませんでした。だから自業自得と言ってしまえばそれでおしまいです。
強いて言うなら私が文系でやりたかったことは文学部の分野でした。哲学や社会学、私の本来の興味分野はそっちでした。でも親の意向で法学部に進み、実際法学も結構楽しかったですけど、まあそれで終わりです。振り返っても見れば私は大学でやりたいことも出来ず、終わってしまいました。
正直理系にすればよかったなという思いは高3の時からありました。人生を決める選択を軽率にしすぎたツケというのはやはりどこかで来るものですね。それから私はどうも人生にやる気が持てなくなりました。
高校生に人生を左右するような選択をさせるのは酷だというのも一面では事実です。やっぱり大学で法学やってみて、違うなと思いました。でもそこから別の事をやり始めるのは普通の人では無いわけです。私はなんだかんだレールに沿って生きるのは得意でも道を外れるのは苦手だったみたいです。
結局私の大学生活は受験生時代から既にもう輝かしいものではなかったのかもしれません。
できることなら生物系の研究がしたかったなあと1回生の頃から思っています。本当にやる気があるならその1回生の頃から舵を切ればまだなんとかなったかもしれませんが、あいにく私はろくでもない人間で、そんなことは出来ませんでした。
私は今日も院に行くバイトの同僚を羨み、妬み、嫉み、尊敬し、そんな自分をみっともなく思います。
間違えちゃったなあ。